浪人日記13日目

今日はずっと雨でさむかったですね。

明日は教材配布のため、久しぶりの外出です。

 

引き続き本紹介だけど、今日は小説を。

 

三日間の幸福

本棚の整理で久しぶりに読みました

 

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

  • 作者:三秋縋
  • 発売日: 2013/12/25
  • メディア: 文庫
 

 

 命の価値っていったいなんだ?

 

一年につき一万で寿命を買ってもらい残りの三か月を過ごす。

いわゆる死ぬことが前提のお涙頂戴だ、とも言いきれない。

 

読み終わったときは、あとがきで作者が語るように命の価値だとか愛の力ではなく、残酷なほどに美しい世界の風景が広がる。

もちろん涙は出るがそれは悲しいだけではないかもしれない。

 

そこには普段、見過ごしがちな世界の美しさが広がるのだから。

 

いいテンポですらすら読めるので、ちょっと暇なこの時期、読んでみるのもいいかもしれない。

ただ裏表紙は見ないこと、あらすじがなかなかにネタバレしてくる。

 

同じ作者のほかの作品だと

 恋する寄生虫もおすすめだ

恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)

恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)

  • 作者:三秋 縋
  • 発売日: 2016/09/24
  • メディア: 文庫