浪人日記13日目
今日はずっと雨でさむかったですね。
明日は教材配布のため、久しぶりの外出です。
引き続き本紹介だけど、今日は小説を。
三日間の幸福
本棚の整理で久しぶりに読みました
命の価値っていったいなんだ?
一年につき一万で寿命を買ってもらい残りの三か月を過ごす。
いわゆる死ぬことが前提のお涙頂戴だ、とも言いきれない。
読み終わったときは、あとがきで作者が語るように命の価値だとか愛の力ではなく、残酷なほどに美しい世界の風景が広がる。
もちろん涙は出るがそれは悲しいだけではないかもしれない。
そこには普段、見過ごしがちな世界の美しさが広がるのだから。
いいテンポですらすら読めるので、ちょっと暇なこの時期、読んでみるのもいいかもしれない。
ただ裏表紙は見ないこと、あらすじがなかなかにネタバレしてくる。
同じ作者のほかの作品だと
恋する寄生虫もおすすめだ