浪人日記73日目
書きすぎて遅くなってしまいました。
今日は②マリコの死を考えたいと思います。
昨日と同様にネタバレ含むので嫌な人バックしてください。
マリコの死については、理由が全く明かされないんですよね。
「お前が悪かったって言って。そうじゃないとおかしいでしょ？割に合わないでしょ？」
「シィちゃんが心配して本気で怒ってくれるのがうれしいだけ」
「シィちゃんの子供になりたかった」
バスの車内で子供姿のマリコをシィちゃんは抱いている。
最期の手紙でシィちゃんはどこか納得そして認めるような描き方
あたりから推測するしかないのかな。
シィちゃんはいつも心配してくれて、私は悪くないと言ってくれる。
でもさすがにシィちゃんを一人残して死んだら、私を悪いって言って切り捨ててくれるかな。
きっとシィちゃんはそんなことしない。
だから次はシィちゃんの子供としてうまれてくるね。
なんか弱いんだよな～
どちらかというと
先に逝ってごめんね
シィちゃんは幸せになって
結婚して子供ができたら、私はその子供として生まれてくるから。
そしたら二人とも幸せでしょ？
幸せとか願うのだろうか。
そんなことしたらシィちゃんが途中でぶちぎれそうな気がする。
う～んう～んわからない。
謎なのはシィちゃんもだよね。
まったく過去はわからないし、でもたぶんネグレクト系なんじゃないかな。
結果として共依存の関係が生まれる。
自分より不幸な人を助けることで、自分のことを考えないようにする。
ブラック系の会社で働くのも逃避するため。
あくまでも一解釈に過ぎないが。
ねじれにねじれているこの関係の中から物事を見出すのは難しいのかもしれない。
ただ、死んだ人に会うには生き続けなければいけない。は非常にある意味の答えなのか。
マリコに会える（会う）のは自分だけなのだから。
商店のお兄ちゃんだったり、まりがおか岬に行こうというのは大人なマリコなのに、反応するのは学生のシィちゃんだったりと考えるところが尽きないのがまた面白い。
